愛教労ニュース5月号

愛教労ニュース5月号
【記事内容】
・新型コロナウイルスに関する申し入れ
  ・オンライン授業、教材配信
  ・教員採用試験
  ・学校再開に向けて
・第91回メーデー
・特別支援教育に関する申し入れ書
 

市町村立学校における[オンライン授業・教材配信]中止に関する要求書

2020年5月7日
愛知県教育委員会
 教育長 長谷川 洋  様

                                                                愛知県教職員労働組合連絡協議会
                                                                      議 長  岩 澤 弘 之  


         市町村立学校における[オンライン授業・教材配信]中止に関する要求書 

 日頃の県教育行政への御尽力に敬意を表します。
 さて県内の市町村立学校では、新型コロナウィルス感染拡大防止のための臨時休校が2か月以上続いています。そのもとで、一部の市町村教委がオンライン授業・教材配信の試行を開始しました。現状ではすべての世帯に安定した速度・容量の通信回線が整っておらず、通信回線があったとしてもその費用はすべて保護者負担です。義務教育は公平性を担保すべきであり、すべての児童・生徒に行き渡っていない現状で、こうしたオンライン授業等をすすめるべきではありません。一部の市町村では、通信回線のない世帯の子どもに学校のタブレット端末を貸し出すことも行われつつありますが、公平性が確保されたとは言い難い状況です。
 また、配信される映像等のコンテンツは、作成からネット上への配信までの作業を現場の教員が請け負っており、ICTの専門家ではない教員に新たな業務が課されています。配信する授業内容自体は教員の職務ですが、それを配信に適したレベルに構成するのは専門的技術が必要で、教員の業務を超えています。

 市町村教委が教育行政としてオンライン授業・教材配信の事業を展開するのであれば、相応の予算を措置して実施すべき事業として位置付けるべきです。

 そもそも2020年4月からは改正給特法が施行され、市町村教委と校長は、教員の超過労働時間を月45時間以内に抑えるよう管理する義務があります。臨時休校により4月の超過労働はほぼ発生しませんでしたが、配信するための教材作成に携わった一部の教員は、「密」の状況下で撮影や編集作業に追われ多忙な業務となりました。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、また緊急事態宣言下での休校中の教職員の在宅勤務推奨の観点から、さらに労働安全衛生法・規則に基づく職場衛生管理の観点から、いずれに照らしても職場で長時間のオンライン授業・教材配信の業務を今、課すべきではありません。

 性急なオンライン授業・教材配信の中止を求め、下記の要求をします。誠意ある回答をお願いいたします。


                                              記

  1. 行政による事業としての予算措置のないまま、学校からのオンライン授業・教材配信を推進しないこと。また、同様のことを市町村教委に周知すること。

  2.臨時休校期間中に、オンライン授業・教材配信に関わる業務を教員に課さないよう市町村教委を指導すること。

  3. 労働安全衛生法・同規則等諸法令、及び新型コロナウィルス感染拡大防止の諸通知に基づき、市町村立学校の教職員に努めて在宅勤務させる措置を取るよう市町村教委を指導すること。

                                                                              以 上
 

愛教労ニュース4月号

愛教労ニュース4月号
【記事内容】
・2020年の年度初めに当たって
・中学校教科書採択
・愛知県教育委員会9年ぶりにパワハラ防止指針改定
・教員採用試験講座

 

愛教労ニュース3月号

愛教労ニュース3月号
【記事内容】
・新型コロナウイルスに関する要請
・学力テスト実施取りやめ
・教育署名
・フォーラム
・定年引き上げに関する交渉

ダウンロードはこちらから → 愛教労ニュース3月号
 

教員採用講座が始まります

毎年3月下旬より「教員採用試験」に向けての学習会が始まります。
合格するためだけのテクニックだけではなく、参加者が励まし合いながら、教育の本質や教育の現在過去未来を学びます。
また、教育を巡る今日的課題についても学び合います。
さらに、実践に役立つ内容も現職教員や研究者がお教えします。



事務所移転につき、昨年度と学習会場が変わります。
 

新型コロナウイルスに関する申し入れ(勤務条件)

202034日 

愛知県教育委員会

教育長 長谷川 洋 様

          愛知県教職員労働組合協議会 

           議長  岩澤 弘之 

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための政府休校要請に関する申し入れ書

 

 平素より教育行政にご尽力のことと思います。

 227日夕方、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国すべての小中高校、特別支援学校へ32日から臨時休校の要請をしました。今回の事態に学校現場はもちろんのこと、「子どもの預け先が見つからないから仕事を休まざるを得ない」といった保護者も多数おり、社会全体が大いに混乱しています。

 学校においては、今年度内に予定していた学習指導内容の未履修問題や、今年度末の評価のあり方、通知表(修了証)の渡し方、卒業式、修了式、高校入試等の学校行事、来年度の準備など、それぞれどのような対応になるのか明確にされておらず、数え切れないほどの課題が山積しています。

 今回の休校措置に直面した多くの市町村や各学校は混乱の極みに達し、教育現場で対応する教員は疲弊しています。今後のコロナウィルスの感染の拡大によっては、更なる困難も予想されます。一般的なコロナウィルスの感染による不安だけではなく、重症化のリスクのある教員に対する取り組みも必要です。また、非常勤職員などの休業補償についての十分な説明がない自治体や学校も存在しており、生活面での不安も広がっています。

 このように具体的な対策を抜きにしての一斉休校は社会への混乱の拡大や不安を増大するだけです。また、千葉市長の熊谷俊人氏はSNS上でこの事態を「社会が崩壊しかねない」と懸念を表明しています。

 以上のことを踏まえ、下記の内容を申し入れます。

 

1 教育現場の教職員の健康と安全の確保のために、「元文科初第1585号」の内容に基づき、教職員の服務について在宅勤務や時差出勤を大いに推奨するように、各市町の教育委員会並びに校長を指導し、全教職員に周知すること。

 

2 非常勤職員(非常勤講師)の生活を保障するという観点から、給与を年間授業日数の予定から最大授業の時間授業したとしてカウントし、その給与を補償すること。

 

3 2020年度から始まる「会計年度任用職員制度」の実施について、今回の休校措置が長期になり、新年度にまでおよんだ場合の対応策を早急に明示すること。

 

4 学習指導が不十分な学校もあることから、2020年度の「全国学力・学習状況調査」の実施をしないこと。

 

以上

 

3/1春を迎える学習会の延期について

愛教労 春を迎える学習会 開催延期決定について

 

 2020年3月1日に開催予定の愛教労「春を迎える学習会」は延期といたしました。急な決定となり、関係者のみなさまへ直前の周知となったことをお詫びします。

 

2月27日夕刻、安倍首相による突然の小中学校休校「要請」発言により、全国の教育・行政関係者に大きな影響が及びました。

学年末のこの時期は、学校にとって卒業や進級、受験など教育活動にとって特に重要なときです。突然の休校決定によって、大切な卒業式が中止されたり学習が打ち切られたり、子どもたちは大きな被害を受けました。また、小中学校が休校することにより、共働きの家庭がどうやって1か月間子どもの面倒を見るかということや、学童保育施設での人員が確保できないことなど、さまざまな問題が起きており混乱が広がっています。

 

新型コロナウィルスの危険を軽視するわけにはいきませんが、それらがどの地域でどれほど危険であるのか、専門家による科学的知見は具体的に示されていません。感染拡大の危険が極大化している事実があるならば、緊急対策はもっと全面的なものとする必要があります。小中学校と同様の危険がある幼保育園や学童保育、一般の商業施設・交通機関の動きも制限する必要があり、小中学校の休校のみという対策には疑問が残ります。また危険度は地域によって違っているはずであり、科学的手法による検査によって事実を明らかにし、緊急性の高い地域に重点的に対策を適用するべきです。休校が全国一律である必然性は、科学的知見によらなければ不明です。

 

全国一斉に小中学校が休校するのは戦後初のことです。なにより首相発言から一夜のうちに、全国の都道府県・市町村各レベルの行政機関・学校が休校にむけて作業を進めたことは驚きです。政府から末端まで、行政としての事務処理能力の優秀さを示すとともに、まるで戦前の国民精神総動員を見たかのようです。

 そして、日本中で予定されていた様々な催し、集会、スポーツ文化行事が中止や延期となっています。実施すれば「危険を広げている」との批判を浴びるような状況です。批判する側の発言者の元には危険度を示す根拠はないにもかかわらず、その声は拡散していきます。こうした「雰囲気」「空気」により社会が動いていることに対し危惧を表明します。

愛教労が掲げるスローガン「教え子を再び戦場に送らない」は、戦前の教師が政府の言いなりに子どもたちを戦争遂行に向かわせてしまった深い反省に立ったものです。私たち愛教労は今回の全国一斉休校に関しても、その意味するところを深く読み取り、過ちを繰り返してはならないと考えます。休校を要請した政府、および休校を決定した地方行政機関には、新型コロナウィルス感染拡大の危険度を科学的手法により明らかにし、速やかに国民に示すことを求めます。

 

2020年2月29日

愛知県教職員労働組合協議会

 

愛教労ニュース2月号

【記事内容】
・全教大会
・学力テスト申し入れ
・愛知県教職員多忙化解消フォローアップ会絹向けての懇談会
・特別支援学級担任全国交流集会
・「TANE」参加

ダウンロードはこちらから → 愛教労ニュース2月号




 

全国学力テストは大学入試共通テストより問題点が多い

全国学力テストは大学入試共通テストより問題点が多い

~子どもたちは実験台にされた?

                                    【学習資料】   2020.2.

                                    愛教労「学力テスト」対策担当

 

当事者である高校生が声を上げたことで、大学入試共通テストの2本柱である「英語試験の民間丸投げ」と、「国語・数学への記述式問題の導入」が見送られることになりました。このことから、全国学力テストの問題点が改めて明らかとなりました。

 

1 全国学力テストと同じ作成方針の共通テストの記述式問題

共通テストの試行調査では、国語と数学の記述式問題が出されました。そのうち数学については、極端に正答率が低いため、すでに中止となっていました。

今回延期となった国語の記述式問題は、次のような特徴を持っています。

ア 長文の複数の資料(実用文)を読む。

イ 資料のうちの一つである「会話文」をもとに設問がいくつか出される。

ウ 自分の考えではなく、指定された人物の考えをまとめる。

オ 必要な情報を資料から見つける。

カ 字数など4つの条件に合うように記述する。

キ これを短時間に行う。 

このように、全国学力テストと全く同じ作成方針であったと考えられます。

 

2 「教育に悪影響を及ぼす」

 紅野謙介さん(日本大学教授)をはじめとした国語教育研究者たちが、126日に出した「共通テスト『国語』における記述問題の導入中止を求める緊急声明」では、記述式問題が「教育に悪影響を及ぼす」と分析して、次のように述べています。

 

「国語教育に関わり、入学試験にも携わってきた私たちは、もとよりマークシート式の問題に限界があり、記述式にはマークシート式にない柔軟性や、思考力・表現力を問う可能性があることは理解しています。しかし、現行案のまま導入することに対しては、断固として反対します。制度的な不備とともに、記述問題の長所を損なう悪しきモデルを掲げることで、若い世代の自由な発想力や思考力、表現力をむしろ規制してしまうと考えるからです。」

「採点の揺らぎを減らそうとすれば、問題作成に制約を加えることになります。結果的にいくつもの条件をつけて解答を誘導することは、記述問題の長所を殺してしまいます。また、こうした試験問題をモデルにすることにより、思考や発想の定型化を推し進め、教育に悪影響を及ぼします。」

 

3  共通テストよりも問題が大きい全国学力テスト~子供たちは実験台とされた?~

最後に、全国学力テストの記述式問題の問題点についてまとめてみます。1・2で述べてきたことと重なる点もありますが、全国学力テストは共通テストよりさらに大きな問題点を持っていると考えられます。

 

 ア 全国学力テストの記述式問題は「活用力」を把握するためであると言われていますが、高度の情報処理能力を求める問題であると考えられます。

 イ 平成29年度の共通テスト試行調査、国語第1問、問い3の設問を読んでみると、「80字以上120字以内で書くこと」など4つの条件に合うように記述することが求められています。これは、全国学力テストの国語記述式問題と瓜二つです。さんざん、全国学力テストで子どもたちを使って実験をしてきて、これなら大学入試にも使えるということで、共通テストにも記述式問題を導入するということになったと考えられます。

 ウ 全国学力テストでは何度もベネッセが委託を受けて、採点業務を行ってきました。そこでノウハウを身につけたベネッセ(子会社)が、2024年度まで委託を受けることができたと考えられます。

 エ 共通テスト試行調査では、数学の記述式問題の正答率が34%と出たため、本番では中止となりました。ところが、全国学力テストでは、たとえ19%とか7%とか極端に低い結果が出ても、記述式の問題を中止とすることはありません。

 オ 共通テストでは、部分点があります。また、マークシート式とは別での評価がなされます。一方、全国学力テストでは部分点はなく、しかも選択式の問題と同じ配点(1点)という不公平極まりない評価がなされます。

 カ 全国学力テストでは、学力の把握をするということですが、評価基準がないため、点数の比較に目が行ってしまいます。せいぜいできるのは全国平均との比較ぐらいで、それよりも低いと課題があるとされ、「授業改善」が求められます。

 キ 結局、都道府県別・政令指定都市別の結果が公表されることで、競争に拍車がかかることになります。競争をあおり、事前対策を広げているのは文科省なのです。

 

以上のように、全国学力テストの記述式問題は、共通テストのそれよりもはるかに大きな問題点を抱えていると考えられます。

 

「私だけ成績が戻ってこなかった」~中学校英語「話すこと」調査

「私だけ成績が戻ってこなかった」~中学校英語「話すこと」調査による最大の被害者は生徒~  

【学習資料】

202027      愛教労「学力テスト」対策担当

 

 検証報告書では、「データ欠損等が集中して発生した学校」の検証結果が公表されています。ここから、全体的として該当生徒は1校あたり何人が多いかを推測してみました。

 公表された数値は「データ欠損等が集中して発生した学校」ですので、平均値が427名と高くなっています。中央値は11名です。「集中して発生した」学校を26校公表したにもかかわらず、1名~4名の学校が462%を占め、しかも1名が一番多いというように、人数が少ない学校数が多いということが分かります。

これに対して、全体では、平均値は92名で、推計中央値は24名となります。このことから、1名・2名の学校が半数を占める、そして1名が圧倒的に多いと推測されます。

学校の中で成績が返ってこなかった人数が少ないということは、それだけ該当生徒にとって「みんなは成績が戻ってきたのに、私だけ戻ってこなかった」という思いが強くなり、ショックが大きかったのではないでしょうか。英語調査については、教職員の多忙化や正確な学力把握できないことなどの問題点がありますが、最大の被害者は生徒であったと考えられます。

 

 検証報告書の公表値 26

  3507名中1111名の欠損

   全体   1658

       15298の欠損 

 平均値   427

 中央値  11

    平均値    92

  中央値(推計)24

内訳 1名・5校  累計5

   2名・2校      

   3名・3校          10

   4名・2校          12

   8名・1校          13

     (中央値 11名)

  14名・1校       14

  15名・1校           15

  33名・1校           16

     (平均値 427名)

  45名・1校       17

  50名・1校           18

  72名・1校           19

  82名・1校           20

 102名・1校           21

 103名・1校           22

 108名・1校           23

 133名・1校           24

 149名・1校           25

 170名・1校           26

内訳 1名

   2名

     (中央値・推計 24名)

      3名     

   ・・・

   9名

     (平均値 92名)

    10名      

  ・・・

 

中央値の推計の出し方

1)平均値の比較

   427÷920215

  全体は、公表値の15以下

2)中央値の推計

   11×02152365

  だから、24という推計値が出る。

 

 

 

 (2020.2.11追記)文科省学力調査室に、全体の人数別の学校数を教えてほしいと電話で問い合わせをしましたが、2度とも「これ以上は報告できない」と断られました。生徒への影響が余りにも大きかったため、公表したくないのではないかと考えられます。

 

教員採用講座第1回のお知らせ

 

愛教労春を迎える学習会に丸山瞬さん登場 3/1(日)


 印刷用のチラシのダウンロードはこちら → 春を迎える学習会2019年度
 

学テ反対の立場から「県学力向上推進委員会」に申し入れ

学力テスト反対の立場から愛知県学力向上委員会に対して申し入れをおこないました。
ダウンロードはこちらから → 
2019 学力向上委員会への意見書

                        
              2020124

学力向上推進委員会 委員長様

          委 員様

 

全国学力・学習状況調査と学力問題に関する意見書

 

                              愛知県教職員労働組合協議会

                               議長  岩 澤 弘 之

 

 全国学力・学習状況調査(以下、「全国学力テスト」とします)に関わって、愛知県の教育についての論議を進めていただきありがとうございます。

 今回の意見書では、今年度の中学校英語調査を検討することを手がかりにして、全国学力テストの問題点を指摘するとともに、学校教育にとって何が必要なのかをまとめてみました。中身は、現場の子どもたちや教職員の願いを反映したものです。ぜひ、内容をよく吟味していただき、貴委員会での論議に生かしていただきたいと願っております。

 

 

 英語調査による最大の被害者は生徒

 今年度初めて実施された中学校英語調査、とくに「話すこと」調査では問題点が続出しました。パソコンが対応しないため実施できない学校があったり、準備や処理のために膨大な時間を費やしたり、苦労して実施したものの「解答の公平性」が担保されない結果となったりしました。いずれにしても、昨年度の予備調査で指摘されていたことばかりであり、本調査を実施してはならなかったのです。

英語調査の実施は、現場の混乱と多忙化を招いただけではありません。調査を受けた生徒に次のような影響を及ぼしたことが想像されます。

ア 「話すこと」調査では、音声データの欠損などにより、1,658校の15,298人に成績が提供されないという事態となりました。貴重な授業時間を使い、真剣に取り組んだのに、その結果が返ってこなかったのです。該当の生徒は、「私だけ成績が返ってこなかった」と、その心が傷つけられたのではないでしょうか。

イ 一方、「話すこと」調査の成績が返ってきた生徒にとってはどうだったのでしょうか。結果は、5問中の1問正解(100点満点に換算すると20点)が35%弱、0問(0点)は23%弱でした。この2つを合わせると、全体の半分以上が20点以下でした。しかも、4人に1人が0点だったのです。「話すこと」調査によって英語に対する苦手意識を強めることにつながったのではないでしょうか。

 ウ また、「話すこと」調査以外でも、きわめて難しい問題がありました。「聞くこと」調査では正答率が85%、「読むこと」調査では116%、「書くこと」調査ではわずか19%というように、正答率がきわめて低い問題がいくつかありました。このような正答率の極端に低い問題は、学力を把握するのに役立たないだけにとどまらず、生徒の英語に対する学習意欲を減退することにつながったのではないでしょうか。

以上のように、英語調査は、生徒の心を傷つけたり、その学習意欲を減退させたりする事態を招きました。英語調査による最大の被害者は生徒であったと考えられます。

 

 「楽しい授業」「分かる授業」を

では、小学5・6年で「外国語活動」、中学1・2年で「英語科」を学習してきた中学3年生の英語教育に関する意識はどうなっているのか、生徒質問紙の結果から見てみまししょう。

生徒の回答は、「英語は将来、社会に出たとき役に立つと思いますか」「大切だと思いますか」に対して、「そう思う」「どちらかというとそう思う」が、どちらとも85%を超えています。

 

「英語で学習したことは、将来、社会に出たときに役に立つと思いますか」

  そう思う(613%)  どちらかというとそう思う(244%)

  どちらかというとそう思わない(90%) そう思わない(51%)

 

「英語の勉強は大切だと思いますか」

  そう思う(595%) どちらかというとそう思う(261%)      

  どちらかというとそう思わない(91%) そう思わない(52%)

 

ところが、「英語の授業はよく分かりますか」に対して、「そうは思わない」「どちらかというとそうは思わない」が30%を超えています。「英語の勉強は好きですか」に対しては、「そうは思わない」「どちらかというとそうは思わない」が40%を超えています。ここからは、授業が分からず、その結果英語が好きになれないという実態が浮き彫りとなっています。

 

「英語の授業はよく分かりますか」

  そう思う(299%) どちらかというとそう思う(365%)      

  どちらかというとそう思わない(222%) そう思わない(113%)

 

「英語の勉強は好きですか」

  そう思う(292%) どちらかというとそう思う(271%)      

  どちらかというとそう思わない(240%) そう思わない(197%)

 

このような実態に対して、「児童生徒の『分かるようになりたい』『できるようになりたい』という思いに応えるため、・・・楽しい授業、分かる授業、できる授業づくりを目指したい。」(平成25年度全国学力・学習状況調査 学力・学習状況充実プラン、愛知県教育委員会義務教育課 平成262月)という提案が、今こそ求められているのではないでしょうか。

 「楽しい授業」「分かる授業」を実施するためには、まずは教職員の定数改善をして多忙化解消を図ったり、すべての学年で少人数学級を実現したりすることが必要だと考えますが、いかがでしょうか。

 

 改訂学習指導要領の抜本的見直しを

文部科学省は、学習指導要領を改訂し、英語教育の強化・早期化を進めようとしています。

小学校では、来年度から実施される改訂学習指導要領により、5・6年で英語が正式教科となります。600語から700語の英単語を習得しなければなりません。これ以外にも慣用句や過去形の文など非常に難しい内容まで扱います。教員はとても週2時間の授業で教えきることはできないと考えられます。教員からはすでに「英語に関心を持たない児童が増えた」「英語嫌いが増えた」という声が聞かれています。

再来年度から本格実施される中学校ではどうでしょうか。現行は、1200語の英単語を学習しています。それが、改訂学習指導要領では、1600語から1800語を学習することになります。高校で学習している現在完了進行形や仮定法も入ってきます。また、高校と同じように授業は英語で行うことを基本とする、とされています。英語科教員からは、「現行学習指導要領で学習内容が増え、『できる子』と『できない子』の格差が大きくなった。前の学習指導要領の学習内容にしてほしい。」「改訂学習指導要領が実施されると授業が成立しなくなる」という声が聞かれます

改訂学習指導要領を抜本的に見直すことが必要であると考えますが、いかがでしょうか。

以上

 

愛教労ニュース1月号

【記事内容】
・新年のご挨拶
・教育署名提出集会
・自衛隊の中東派兵に抗議する声明
・教育署名愛知県提出と県議会文教スポーツ委員会傍聴
 ダウンロードはこちらからできます →→ 愛教労ニュース1月号
 

自衛隊中東派兵閣議決定に対する抗議および派兵中止を求める声明

愛教労は2020年1月10日の幹事会で声明を発表しました。
 ダウンロードはこちらからできます →→ 愛教労2020自衛隊中東派兵抗議声明
自衛隊中東派兵閣議決定に対する抗議および派兵中止を求める声明


 2019年12月27日、安倍政権は中東への自衛隊派兵を閣議決定しました。河野防衛大臣は派兵への準備として、護衛艦たかなみ1隻で構成される部隊を新たに編成する指示を発令しました。ジブチを拠点にソマリア沖で海賊対処にあたっているP3C哨戒機2機も加え、260人規模で12月26日までの1年間の予定で活動を開始しています。防衛省設置法第4条「調査・研究」に基づくものとしていますが、国会審議も経ないままの決定は憲法の定める国民主権、平和主義の重大な侵害です。

 2020年1月3日には、アメリカ軍がトランプ大統領の指示によりイラク・バグダッド空港を空爆し、イラン革命防衛隊ソレイマニ司令官らを殺害しました。2018年5月にアメリカが、イランとの核合意から一方的に離脱し軍事的緊張を高めてきましたが、イラン要人の殺害により中東情勢は一気に緊迫度を増しています。イラン最高指導者ハメネイ師は「報復」を宣言し、8日にイラク領内のアメリカ軍基地にミサイル攻撃を行いました。それに対してトランプ大統領は予告していた反撃は行わないとしたものの、対イランへの経済制裁強化を打ち出しています。アメリカとイランとの間で武力衝突の危機が高まるもと、国連グテーレス事務総長が「新たな中東戦争」の懸念を表明するなど、中東地域での破滅的な戦争につながりかねない状況となっています。

 この時期に安倍政権が中東へ自衛隊派兵を実施する背景には、アメリカ・トランプ政権の有志連合への参加要請があります。今回の閣議決定はこの要請に事実上応えるものであり、戦争の危機が高まる海域に自衛隊を展開することで、日本がアメリカの戦争に巻き込まれるおそれが高まっています。2015年9月に成立した安保法制によって、現在の自衛隊はアメリカ軍の後方支援が可能となっており、イランから見れば日本はアメリカ軍と一体となった「敵国」に他なりません。日本にとって長年の友好国であるイランと対立し戦争する理由はなく、アメリカの言いなりに自衛隊を派兵する道理はありません。安倍政権は派兵ではなく「調査・研究」のためと言いますが、およそ歴史上の戦争はすべて「自衛」や「自国民保護」といった「良い理由」により始まっています。満州事変は「満鉄権益・在留邦人の保護」のため、アジア太平洋戦争は「南方資源の確保」「大東亜共栄圏建設」のためであって、そうした欺瞞的な政治上の理由から無謀で破滅的な戦争が引き起こされていきました。「調査・研究」という理由での派兵であっても、イラン側からの攻撃にあえば自衛隊は自らを守るため反撃することになるでしょう。戦闘により自衛隊員に死者が出たり、自衛隊員がイラン軍兵士を殺害したりすることになります。70年以上守られてきた日本の平和主義がいよいよ破られる寸前の事態が迫っています。

 わたしたち愛教労は、教職員で構成する労働組合です。戦前の教職員が、アジア太平洋戦争に多くの若者を送ってしまった歴史を二度と繰り返さないために運動しています。「教え子を再び戦場へ送らない」、このスローガンに今こそ立ち帰るときです。愛教労は、安倍政権・日本政府に中東への自衛隊派兵閣議決定の撤回と派兵中止を強く求めます。

2020年1月10日         

愛知県教職員労働組合協議会

 

愛教労ニュース12月号

【記事内容】
・愛教労緊急決議
「一年単位の変形労働時間制  給特法改定に強く抗議する」
・過労死シンポジュウム
・「ふくしま の今」
・奥西勝さんの早期の再審開始を求める支援者集会

ダウンロードはこちら → 愛教労ニュース12月号
 

一年単位の変形労働時間制 給特法改定に強く抗議する!

一年単位の変形労働時間制 給特法改定に強く抗議する!

安倍教育再生と対峙し、過重な業務の軽減と教職員の定数増を求める運動をつくろう!

 

 124日、安倍内閣は参議院本会議において、教員の「一年単位の変形労働時間制」を可能とする給特法改定案を国民の反対を押し切って採決し、自民公明両党等の賛成多数で可決しました。安倍内閣は桜を見る会をめぐる自らの疑惑には背を向けながら、公立学校教員の働き方に変形労働制を導入することに対して、指摘された多くの問題点についてまともな説明もしないまま拙速な審議で採決しました。これは議会制民主主義の原則を踏みにじる暴挙です。愛教労は、教員の働き方を一層困難なものにする「一年単位の変形労働時間制」に断固抗議します。

 

 変形労働制は、繁閑期のある工場などの労働者に適用されていますが、教員は対象外となっていました。労働基準法では変形労働制の導入には労使による書面での協定が必要です。そのためには教員に労働協約締結権をはじめ労働基本権を付与しなければなりません。しかしこの改定では、基本権は付与せず労使協定がないまま、自治体が条例を制定すれば導入できるとしています。まさに働く者としての教員を無権利におとしめるものに他なりません。

 厚労省は、変形労働制を導入できる条件として「恒常的な時間外労働がないこと」としています。文科省2016年調査によれば学校現場は中学校教員の6割、小学校教員の3割が月80時間を超える異常な時間外労働となっているのであり、そもそも変形労働制導入の前提条件がありません。政府が強調した夏休み期間の「休日まとめどり」のためであるならば、法律を変えずとも研修を減らし閉庁日を長く設定すれば、現行法の下でも可能なはずです。

無理に導入して、見かけ上の労働時間を減らしたとしても総量として労働時間の短縮にはつながりません。文科省が労働時間を短縮する「閑散期」とした夏休み期間にも、教員には部活動指導や研修などの業務があり短縮などできないのです。現場の教員からは「延長した定時まで会議が入るのではないか」「定時後の業務は結局時間外労働となる」「部活顧問の強制が強まるのでは」「子育てしながら教員を続けられない」などの声が上がっています。また、労働基準法が定める8時間労働の原則を崩すことで、健康破壊のおそれも指摘されています。人間の身心の健康は一年単位ではなく、一日単位で回復するものだからです。

こんな理不尽な立法を強行した安倍政権を許すことはできません。教員の異常な長時間労働を解消し子どもたちの成長・発達を保証する教育実現のためには、教員定数を大幅に増やすことが第一です。また、改定給特法施行の後にも変形労働制を導入させないよう、市町村教育委員会と校長に働きかけ、地方議会での条例制定を阻止することが重要です。愛教労はこの運動に全力を尽くしていきます。

                                        2019.12.6 愛知県教職員労働組合協議会
 

愛教労ニュース11月号

【記事内容】
・愛知教育のつどい
・後期県教委交渉
・進路進学申し入れ
・全教障教部代表者会議
・事務所移転など
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【学習資料】 中学校英語調査は中止に           

中学校英語調査は中止に           【学習資料】

~事前練習をさせた上に2日間にわたって調査を行う?~  201911.1

 

                        愛教労全国学力テスト対策担当

 

今年度はじめて実施された全国学力テストの中学校英語調査ではトラブルが続出しました。文科省は、920日に、中学校英語「話すこと」調査についての検証報告書を公表しました。報告書からは、現場に多大な負担を与えたこと、調査では学力が把握できないことが改めて浮き彫りになりました。それにもかかわらず、文科省は、今回よりさらに負担を増大させた上で次回以降も英語調査を行うとしています。

 

1 校長会から多数の問題点の指摘や反対の意見

今回の検証にあたって、文科省は、全日本中学校長会から意見・要望を集約しています。そこからは、「話すこと」調査についての多数の問題点の指摘や反対の意見が寄せられていることが分かります。以下、そのうちのいくつかを紹介します。

 

・ 今回の調査を利用して、英語力や指導力の向上をうたうような改革が出て、現場の教師の多忙化に拍車がかかることが心配。

・ 現在の学校現場の環境設備では(PC教室がオープンなつくりになっている学校が多い)、「話すこと」に関する生徒の力を確実に把握することは難しい。

・ 生徒が普段使用しないヘッドセットの使用など、本来測定しようとしている「話すこと」以外の要素の干渉が大きいのではないか。

・ 対面式での活動はしているが、PCに向かって話す活動を授業で行っていなかったので、今回の調査では生徒が困惑している状況が見られた。

・ 隣の生徒の声が大きく、ヘッドセットから問題が聞こえないと訴える生徒がいた。

・ 特別な配慮を要する生徒の調査のあり方については検討の余地がある。

・ 調査当日は、午前に4学級、午後に3学級実施した。給食と昼休みをはさんだために問題漏洩の可能性は否定できない。

・ プログラム展開がうまくいかず、使用できたパソコンに限りがあり、1学級を1度に調査できず、6時間目終了時間を越えての実施となった。

・ 「話すこと」調査も含めて1日で終了させるスケジュールは厳しい・・・。

・ 4月は人事異動などの関係で教職員は多忙・・・。

・ 4月の調査前準備は、5名(教務主任、英語科教師、ICT支援員)で40台のPCの動作確認を行ったが、これだけで2時間近く要した。前日のプログラムのロック解除も2時間程度、調査後の音声データ回収も2時間程度の時間を要した。

・ 音声データの回収が勤務時間後となり、業者が時間外のため連絡がつかなかった。

・ サーバー経由ではうまく音声データが回収できず、全PCから音声データをUSBで回収することとなりかなりの時間を費やした。

・ 調査前日は教育委員会への連絡が集中し、どの学校も焦りがあったように思われる。

・ コールセンターがつながりにくい状況であった。

・ 今回の実施形態では、委託業者の介入・支援が必須であると感じられた。

 

2 「私だけ成績が返ってこなかった」

検証報告書によると、重大なトラブルのうちの一つ、USBのデータの欠損については、該当学校の全生徒が該当する場合から1名のみの場合まで多岐にわたりました。その結果、1名・2名・3名といった少数の割合が高くなりました。人数が多ければ良いというわけではありませんが、人数が少なければ少ないほど該当の生徒の心に与える影響は大きくなります。周りのみんなは成績をもらっているのに、「私だけ成績が返ってこなかった」と心に大きな傷をつけられたことでしょう。

 

3 事前対策を公認?

検証報告書では、パソコンとヘッドセットを使っての調査は初めて実施されたため、生徒にも担当教師にも不安があったと「反省」しています。それで、「少なくとも調査対象となる生徒全員が調査方法を事前に体験できる機会の設定が必要である」とされています。何のことはない、事前練習をさせよということです。文科省が事前対策を公認していては、「序列化や過度の競争が生じないようにする」(実施要領)に反する事態が深刻化するばかりです。

 

4 2日間にわたって調査実施?

「解答の公平性」を保ことができない、つまり、生徒間の座席が近いため、解答する声が聞こえてしまうという根本的な問題について、調査報告書では、次のような提案をしています。「1回当たりの調査人数を削減し生徒間の間隔を確保する」、「今回は全ての調査を1日で実施していたが、これを2日間に分けて実施する」という提言です。

今回の調査でも、新学年早々の忙しい時期に行って現場を混乱に陥らせたのに、事前に練習させた上で調査を2日間にわたって行っていたりしたら、学校教育に重大な支障を来します。英語調査は中止しかありません。

 

愛教労ニュース10月号

【記事内容】
・変形労働時間制反対
・9.19集会とデモ
・地域手当2%減の人事委員会勧告
・部活動問題で豊橋市教委訪問
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愛知県教委に「全国学力・学習状況調査と学力問題に関する意見書」提出

全国学力学習状況調査と学力問題に関する意見書はダウンロードできます。 ダウンロード → 2019 学力意見書

 

201910月吉日

学力向上推進委員会 委員長様

          委 員様

 

全国学力・学習状況調査と学力問題に関する意見書

 

愛知県教職員労働組合協議会

  議長  岩 澤 弘 之

 

 全国学力・学習状況調査(以下、「全国学力テスト」とします)に関わって、愛知県の教育についての論議を進めていただきありがとうございます。

 毎年、私たちの組合では、4月のテスト当日の子どもや担任の感想を聞き取ってきました。また、テスト問題や調査報告書などを分析してきました。その結果、全国学力テストが子どもたちを苦しめ、競争をあおり、学校教育をゆがめるものであることが明らかとなりました。私たちの組合では、全国学力テストの中止を求めて取り組みを進めているところです。

 この意見書では、今年度の小学校国語を検討することを手がかりにして、全国学力テストの問題点を指摘するとともに、学校教育にとって何が必要なのかをまとめてみました。中身は、現場の子どもたちや教職員の願いを反映したものです。ぜひ、内容をよく吟味していただき、貴委員会での論議に生かしていただきたいと願っております。

 

 

 小学校国語の成績が悪い?

 今年度の愛知県の小学校国語の成績について、「全国最下位だった」「全国平均より48%も低い」というような報道がなされました。果たして、愛知県の小学校国語の成績が悪いと評価してしまって良いのでしょうか。

そもそも、全国学力テストで把握できるのは、「学力の特定の一部分」(実施要領)に過ぎません。小学校国語の調査は、50分間行われただけであり、問題数にいたってはたったの14問にすぎません。きわめて限定された問題についての調査結果、それも平均正答率によって、愛知県の成績が悪いと結論づけることはできないと考えられます。

 

 学力が把握できるの?

文科省は、「学力の特定の一部分」が把握できると言いますが、本当に学力が把握できるのでしょうか。

たとえば、今年度の国語調査問題の1番を取り上げて考えてみましょう。設問の1と2では、選択肢の中から当てはまるものを選ぶだけで、「書く能力」があるかどうかが把握できるとされています。「書く」という活動はせずに、読んで該当するものを選択するだけで可能だと言うのです。この設問は、「書く」という学力を把握するには不適切な問題です。

また、選択式の設問ですので、全く分からなくても、当てずっぽうに選んでまぐれで「正答」となる場合があります。その場合でも、「書く能力」があると評価されます。選択式の設問は、学力を把握するには不適切です。

さらに、配点の不公平さもあります。選択式の易しい問題でも、設問3のような記述式の難しい問題でも、配点は同じで1点です。

ここでは、問題の1番の設問3つを取り上げただけですが、国語問題全体を通して、問題内容・形式が不適切な上に、配点も不公平となっています。これではとうてい学力を把握することはできません。

なお、学力を把握することのできない調査であるにもかかわらず、文科省が成績を公表すると、あたかも正確に学力を把握した数値とみなされてしまいます。

 

 全国平均との比較で課題が把握できる?

次に、全国の平均正答率について考えてみます。全国の平均正答率は、果たして評価基準になるのでしょうか。

全国学力テストを巡っては、全国的に「全国最下位を抜け出せ」「全国平均を上回れ」「全国トップレベルを維持しろ」と競争が広がっています。その結果、「4月前後になると、例えば、調査実施前に授業時間を使って集中的に過去の調査問題を練習させ、本来実施すべき学習が十分にできない」(文科省通知 平成28428日)というようなテスト対策が行われているところが増えています。テスト対策をすればするほど点数が上がります。そして、テスト対策をするところが増えれば増えるほど、全国の平均正答率も上がります。

全国平均正答率は、学力を正確に把握した平均値ではなく、テスト対策をした結果が反映した不正確な数値なのです。全国の平均正答率は、評価基準になりません。

Ⅰと合わせますと、学力を把握できない調査結果をもとに、全国の平均正答率と比較するという方法では、課題を見つけることはできません。むしろ、全国の平均正答率と比較して高いとか低いとかを気にすることで、全国的な競争に巻き込まれてしまう恐れすらあります。

 

Ⅳ 「楽しい授業」「分かる授業」を

 「授業改善を進めることが大切である」と言われることがあります。全国学力テストの結果をもとにした「授業改善」では、ともすると、「活用」を重視した授業、「上位層を伸ばす」授業となりがちです。これでは、一部の子どもだけが活躍する授業となり、授業が分からない子どもを増やすだけの結果となります。

 子どもたちはだれもが、「勉強が分かるようになりたい」「勉強が好きになりたい」と思っています。それに対して、「児童生徒が『教科の勉強は大切』『授業の内容はよく分かる』と回答しているが、それに比べ『勉強は好き』と回答する児童生徒は少ない状況が依然として続いている。・・・児童生徒の『分かるようになりたい』『できるようになりたい』という思いに応えるため、・・・楽しい授業、分かる授業、できる授業づくりを目指したい。」(平成25年度全国学力・学習状況調査 学力・学習状況充実プラン、愛知県教育委員会義務教育課 平成262月)という提案が、今こそ求められているのではないでしょうか。

 教員の多忙化解消を図り、すべての学年で少人数学級を実現して、「楽しい授業」「分かる授業」を実施することが求められていると考えますが、いかがでしょうか。

以上

 

全国学力テストでなぜ事前対策が広がるのか?

   全国学力テストでなぜ事前対策が広がるのか?

    ー英語調査のテスト問題から考えるー    【学習資料】 2019104

                                                   愛教労学力テスト対策担当

 

1 なぜ事前対策が広がる?

 ア 文科省が都道府県別・政令指定都市別の結果を公表するため、競争が激化する。

 イ 文科省の結果公表を受け、自治体段階で、「最下位を抜け出せ」「全国平均を上回
  れ」「全国トップレベルを維持しろ」と各学校へ圧力がかけられる。

 ウ テスト問題の傾向が分析されて、点数アップのための対策が立てられる。

   ex.過去において点数が低かった問題と全く同じ問題や似通った問題が出される。
  問題や設問形式などの傾向が変わらない。慣れておかないと時間内に解くことが
  できない。

 

2 英語調査ー予備調査と本年度調査とは瓜二つ

 英語調査については、テスト内容について驚くべきことが明らかとなりました。
それは、予備調査と本年度調査の内容・形式とも瓜二つであることです。
これでは、文科省が事前対策を奨励しているようなものです。

 

 

   2018年度 英語予備調査

     2019年度 英語調査

聞くこと

1(1)~(44つの絵から1つ選択

2 3つの絵を順に並べる

3 4つの選択肢から1つ選択

4 考えを1文以上で簡潔に書く

1(1)~(44つの絵から1つ選択

2 3つの絵を順に並べる

3 4つの選択肢から1つ選択

4 考えを簡潔に書く

読むこと

 

 

 

 

5(1)4つの選択肢から1つ選択

  2)4つの絵から1つ選択

 (3)5つの選択肢からすべて選ぶ

6 長文を読み、4つの選択肢から1つ 選択

7 長文を読み、4つの選択肢から1つ 選択

8 考えと理由を書く

5(1)4つの選択肢から1つ選択

  2)4つの絵から1つ選択

 (3)4つの選択肢1つ選択

6 長文を読み、4つの選択肢から1つ

 選択

7 長文を読み、4つの選択肢から1つ

 選択

8 考えを簡潔に書く

書くこと

 

9(1)①② 接続詞

 (2)①② 基本文型

 (3)①~③ 基本文型

10 勧めたいものを1つ決め、理由とともに30語以上で書く 

9(1)①② 接続詞

 (2)①② 基本文型

 (3)①~③ 基本文型

10 どちらかを選び、2つに触れながら、 考えを理由とともに25語以上で書く

話すこと

 

 

 

 

 

 

1(1What time is it?

   (2) How many children are there?

   (3) What is this woman doing?

   (それぞれの解答時間10秒)

2 2人の会話後、尋ねられたことに応 じる (解答時間20秒)

3 学校の紹介をする。(例、学校の所 在地や地域、部活動、学級数、先生や 生徒について)

  (考える時間1分、解答時間30秒)

 1When is her birthday?

  2What are they doing?

  3How does he come to school?

   (それぞれの解答時間6秒)

2 2人の会話が続くように応じる

   (解答時間20秒)

3 将来の夢、または将来やってみたい ことと、その実現のために頑張ってい ること、やるべきことについて話す

  (考える時間1分、解答時間30秒)

 

 

全国学力テストでなぜ事前対策が広がるのか?

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愛教労ニュース9月号

【記事内容】
・教育のつどい
・教育委員会キャラバン
  ダウンロードはこちら → 愛教労ニュース9月号

 

2019年 全国学習学力状況調査に反対する新たな取り組み

愛教労全国学力テスト反対の取り組み
・県教委への全国学力・学習状況調査に関する要請書
    ダウンロード→2019全国学テ要請 県教委

・中学校 の「英語調査」に関する学習資料
    ダウンロード→英語調査 学習資料

・新聞社への資料提供
   ダウンロード→新聞社
 
・文部科学省への意見書
   ダウンロード→2019 文科省HP用
 

愛知の教育を考えるつどい(第1次)

 

愛教労ニュース8月号

【記事内容】
・愛教労夏の学習会
・部活動問題で懇談
・愛労連大会
・愛知県人事委員会要求

ダウンロードはこちら → 愛教労ニュース2019年8月号.pdf
 

愛教労ニュース7月号

【記事内容】
・前期県教委交渉
   ・女性部
   ・特別支援教育
・養護教諭等の市町村費負担職員配置
・人事院中部事務局との交渉

ダウンロードはこちら → 
愛教労ニュース7月号.pdf
 

愛教労青年部夏の合宿

 

愛教労夏の学習会開催


ダウンロードはこちら →  2019愛教労夏の学習会




 

「~公立学校の校長先生のための~やさしい!勤務時間管理講座」

「~公立学校の校長先生のための~やさしい!勤務時間管理講座」by文科省
を視聴してこれ以下の労働条件の学校は、管理職に迫ろう!!

視聴するアドレスはこちら → 
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hatarakikata/1414532.htm?fbclid=IwAR0fnrt5n_Kq5do9LvfwA9kbzVmy0X1o3k1GJdRUL7V7gJXga61PSZNmTJ4

第1回 公立学校の教師の勤務時間管理の基本

第2回 公立学校の教師の時間外勤務

第3回 上限ガイドラインと変形労働時間制~中教審答申を受けて~

 

愛教労ニュース6月号

【記事内容】
・教育の「空白」問題
・全教集会への参加
・先生ふやせキャンペーン
・特別支援学級8人を6人へ

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教職員向け夏の学習会(その3)

 

教職員向け夏の学習会(その2)

教職員向け夏の学習会(その1)

夏休みぐらい学校を離れて、自由に研修に参加しましょう。
 

愛教労ニュース5月号

【記事内容】
・5/1メーデー
・憲法集会
・愛教労定期大会
・自治体キャラバン

ダウンロードはこちらから → 
愛教労ニュース5月号
 

愛教労ニュース4月号

【記事内容】
・新年度に当たって
・これだけは押さえておきたい新年度
・参加と共同の学校づくり・教育課程交流集会
・教員採用学習会、新任研修会前宣伝

ダウンロードはこちらから → 
愛教労ニュース4月号
 

【愛教労学習資料】子どもの自死を繰り返させないために

愛教労は繰り返される子どもたちの自死問題に向き合うための学習資料①②を発表しました。
全文は以下よりダウンロードできます

子どもの自死を繰り返させないために・その1   ~「福井県の教育行政の根本的見直しを求める意見書」から学ぶ~
ダウンロードはこちら → 「福井県の教育行政の根本的見直しを求める意見書」から学ぶ

子どもの自死を繰り返させないために・その2    ~「青森市いじめ防止対策審議会報告」から学ぶ~
ダウンロードはこちら → 「青森市いじめ防止対策審議会報告」から学ぶ
 

新しく4月より愛知県内ではたらく教員へのアンケートはじめました

「新しく学校へ着任されたあなたへ」声を聞かせてください 
QRコードからお願いします

 

はじめまして。私たちは、愛知県教職員労働組合協議会(愛教労)です。

新しく学校へ着任された皆さまを心から歓迎いたします。新たな出会いの季節が始まり、どんな子どもたちと出会うのか、職場でどんな出会いがあるか期待と不安でいっぱいなのではないでしょうか。この時期、学校もあわただしくなります。そんな中、困っていることやわからないことはありませんか?いつでも、気軽に、私たち教職員組合に相談してください。

 

教員として働く上で不安に思っていることはありますか?(複数回答可)

ア(  )子どもとの関係  イ(  )保護者や地域との関係   (  )同僚との関係  エ(   )長時間労働    オ  )ない

カ(  )その他(                               

「困っていること」や「わからないこと」はありますか?

ア(    )ない

イ(    )ある具体的に                             )

部活動顧問をしていますか?

    ア(  )主顧問      イ(  )副顧問     ウ(  )していない(学校に部活動がない)

    エ(   )その他 →理由(                        

4 部活動顧問をしている人にお尋ねします。部活動顧問についてどう思いますか?

    ア(  )積極的に行っている、楽しい  イ(  )引き受けなくて良いなら引き受けたくない

    ウ(  )今すぐやめたい、つらい     エ(   )その他 →理由(                        

相談したいこと、聞いてみたいことなどがありましたら、どんなことでもご記入ください。

 

 

 

 6 私たちの組合に入ると、勤務条件が改善されたり、職場の話を親身に聞いてくれなかまができたりなど、様々なメリットがあります。それについてどう思いますか。

ア(  )加入したくない   イ(  )加入するかどうか分からないが関心がある  ウ(   )加入したい

 

ご協力いただきありがとうございました。上記のQRコードからweb上で回答してください

・勤務校など【          立           学校】

・お名前【                           】

電話番号, e-mail, LINE ID, twitterアカウント

      【                           】愛教労 連絡先:(052-242-4474)Facebookやってます。「愛教労」で検索

 

愛教労ニュース3月号

【記事内容】
・愛教労春を迎える学習会
・全国青年教職員交流集会「TANE!」
・全教大会
・トヨタ総行動
・学校統廃合全国集会

ダウンロードはこちらから → 愛教労ニュース2019年3月号
 

全国学力テスト関係の資料を更新しました

・来年度から問題が改善されるのかー「問題作成の基本的な考え方」について
 ダウンロードはこちらから → 「問題作成の基本的な考え方」について批判.pdf

・来年度から 「知識」「活用」を一体化した問題へ改訂版
 ダウンロードはこちらから → 知識・活用の一体化改訂版.pdf

・全国学力テスト 英 語 予 備 調 査 で 問 題 点 続 出改訂版
 ダウンロードはこちらから → 英語予備調査で問題点続出改訂版.pdf

 

学テ「問題作成の基本的な考え方」について批判【学習資料】

来年度から問題が改善されるのか
     ー「問題作成の基本的な考え方」について   【学習資料】  2019.3.1

 文科省は、全国学力テストについて、「問題作成の基本的考え方」(以下「考え方」とします)を示し、平成31年度からこれに沿って作成された問題を出すとしています。目的は、「各設問の正答率や誤答の状況から課題の有無を把握し、学習指導の改善・充実を図ることができるよう」にすることとあります。そのため、問題を、「特に、次の点に配慮して作成」するとして、いくつか改善点を述べています。(全国的な学力調査に関する専門家会議 第5回 配付資料 2018.3.16)
 以下、「考え方」の中から3点取り上げ、検討を加えてみたいと思います。なお、小学校問題とその結果を中心に考えてみることにします。

1 十分に身につけた知識・技能、あるいは活用力を把握する?
 「考え方」では、まず、知識・技能、あるいは活用力を十分身につけたかどうか把握するための問題を作成するとしています。

 学習指導要領の理念・目標・内容等に基づくものとし,小学校の調査問題については,小学校第5学年までに,中学校の調査問題については,中学校第2学年までに,十分に身に付け,活用できるようにしておくべきと考えられるものを,各領域等からバランスよく出題すること。

 では、これまでの全国学力テストの問題はどうだったのでしょうか。毎年、10%台あるいは20%台というきわめて正答率の低い問題が出されてきました。それも1問ではなく、少なくとも2問、多い年度は5・6問もあるというものでした。全国学力テストを受ける子どもたちにとって、大きな負担となった原因のひとつにこれがあります。
 とりわけ、2016年度の算数Bでは、全国の小学校の平均正答率が7.0%と、考えられないような低い数値が出た問題がありました。このような低い数値の難しい問題となったわけは、学校では全く学習したことのないような問題内容と形式、そして解答方法だからなのです。大人でも解くことが難しい問題であったのです。
 正答率が極端に低い問題の特徴をまとめると次のようになります。

 ・ 子どもたちの実態からかけ離れた問題設定となっている。
 ・ 問題文が長文となっており、読み取るのに時間がかかる。メモやグラフ・表、ある  いは図と合わせて読み取ることが求められる。
 ・ 設問の趣旨を理解した上で、前のページにさかのぼって該当箇所を見つけなければ  ならない。
 ・ 解答する子ども自身の考えではなく、問題に登場する主人公の考えをまとめる問題  が多い。
 ・ 条件に合わせて記述することが求められる。国語では、条件の1つに、「○○字以  上、○○字以内」という字数制限がある。算数では、立式すれば良いのにもかかわら  ず、わざわざ「ことばと数をつかって書きましょう」というような設問となっている。
 ・ これらを短時間で行うことが求められる。

 できないのは子どものせいではなく、文科省の作成した問題にあったのです。それなのに、文科省は、できなければすべて「課題」であり、各学校で「授業改善」をするよう求めてきました。文科省は、テストを受ける子どもたちに直接負担を与えるだけでなく、「授業改善」を通して学校教育に多大な悪影響を及ぼし続けてきたのです。

2 時間内にできる問題にする?
 「考え方」では、「全ての問題に十分に取り組むことができるよう」、時間内にできる問題にするとしています。

 児童生徒が,全ての問題に十分に取り組むことができるよう,問題の分量が調査時間(解答時間)に照らして適切なものとなるよう努めること。また,児童生徒の調査の負担に,より一層配慮すること。

 では、今までの調査ではどれぐらい時間が足りなかったのでしょうか。年度ごとに、もっとも高い数値(一部、2番目に高い数値)をまとめてみます。(解答時間が「やや足りなかった」+「全く足りなかった」の割合)

2007年度 算数B 32.0%
2008年度 国語A 43.6%   国語B 40.9%
2009年度 国語A 42.7%
2010年度 算数B 37.4%
2012年度 国語B 29.0%
2013年度 国語A 48.4%   国語B 40.4%
2014年度 国語B 48.9%
2015年度 算数B 35.6%
2016年度 算数B 42.1%
2017年度 算数B 46.9%
2018年度 算数B 33.5%

 問題を解く時間が足りなくて、平均正答率が下がった、あるいは正確な「学力」が把握できなかったという問題にとどまりません。時間切れとなった子どもにとっては、どれだけ心を傷つけられたことでしょう。文科省は、10年以上にわたって、毎年、調査の度に、子どもたちを傷つけ続けてきたのです。

3 子どもの負担を減らす?
 「考え方」では、子どもの負担を減らすとしています。

 また,児童生徒の調査の負担に,より一層配慮すること。

 来年度から、中学校では英語調査が加えられるのですから、負担軽減とはなりません。
 実は、2012年度、国語・算数に加えて理科が実施されるようになりました。その前に行われた理科の予備調査について、実施校から「負担が大きい」「2日間に分けて実施してほしい」などという意見が寄せられました。それにもかかわらず、文科省は理科を加えてしまいました。
 文科省が本当に子どもの負担を減らそうというのであれば、全国学力テストを中止するしかありません。
 

愛教労ニュース2月号

【記事内容】
・多忙化解消プランにかかる県教委との意見交換
・部活動指導手当交渉
・全国障害児学級&学校学習交流集会in仙台
・全教生活と権利討論集会
・教員採用試験講座スタート

 ダウンロードはこちら→ 愛教労ニュース2019年2月号 
 

尾北教職員労働組合のホームページのアドレス変更

2018年 全国学習学力状況調査に反対する新たな取り組み

赤字部分が2/6更新部分です

文部科学省初等中等教育局参事官付学力調査室への

全国学力・学習状況調査に関する意見書 → 2018.文科省.pdf 

 

愛知県教育委員会への

全国学力・学習状況調査に関する要請書 → 2018全国学テ要請 県教委6・6.pdf


県内市町教育委員会への
全国学力・学習状況調査に関する要請書 → 2018全国学テ要請 県内市町村教委.pdf


県教委内学力向上推進委員会への

全国学力・学習状況調査と学力問題に関する意見書  その1 → 2018 学力意見書 Ⅰ .pdf

全国学力・学習状況調査と学力問題に関する意見書(NEW)  その2 → 2018 学力意見書 Ⅱ .pdf 



愛教労【学習資料】
全国学力テスト
 来年度から
「知識」「活用」を一体化した問題へ → 知識・活用の一体化Ⅱ.pdf
 英語予備調査で問題点続出 →  英語予備調査で問題点続出.pdf


 全国学力テストで学校教育をゆがませないように 
→ 全国学力テストで学校教育をゆがませないように.pdf
 学校作りアンケートに寄せられた教職員の意見 → 学校づくりアンケートに寄せられた教職員の意見.pdf
 やはり学力テストは中止しかない → やはり全国学力テストは中止しかない.pdf

 

2019年度「教員採用学習会」開催

愛教労では、教員になりたいという熱い思いの人たちを応援するために、 毎年、「教員採用学習会」 を開催しています。 多くの方がこの学習会を通してっながり、学び合います。試験のためだけの学習ではなく、「すてきな先生になろう」 を合い言葉に、 日々現場で子どもたちと接している現職教員も参加して一緒に学び合います。
受講者と講師という関係ではなく、一緒に学ぶ仲間として、意見交流やアドバイスを行います。 教師を目指している皆さん、 ぜひご参加ください。
 

愛教労ニュース 新年1月号

【記事内容】
・議長新年のご挨拶
・県校長会交渉抜粋
・教組共闘学習交流集会in山梨
・全国教育署名集会
・深刻な「教育に穴の空く」問題

 ダウンロードはこちら → 愛教労ニュース2019年1月号 
 

愛教労ニュース12月号

【記事内容】
 ・県教委との交渉(抜粋)
 ・愛知の教育を考える集い分科会

 ・原発被災地「福島を訪ねて」
 ・有利な全教「自然・火災共済」

ダウンロードはこちら → 愛教労ニュース2018年12月号
 

愛教労ニュース11月号

 【記事内容】
 ・愛知の教育を考える集い
 ・教育署名4億5千万筆
 ・改憲を許すな集会参加
 ・文科大臣「教育勅語」持ち上げ発言抗議
 ・障害教育全国集会

 ダウンロードはこちら → 愛教労ニュース2018年11月号 
 

愛教労ニュース10月号

【記事内容】
・愛知県人事委員会報告・勧告
・全国学習学力状況調査結果を受けて
・学習会、集会参加
書記連絡会
臨時教職員集会
職場活性化集会

ダウンロードはこちら →  愛教労ニュース10月号
 

2018年 全国学習学力状況調査に反対する取り組み

文部科学省初等中等教育局参事官付学力調査室への

全国学力・学習状況調査に関する意見書 → 2018.文科省.pdf 

 

愛知県教育委員会への

全国学力・学習状況調査に関する要請書 → 2018全国学テ要請 県教委6・6.pdf


県教委内学力向上推進委員会への

全国学力・学習状況調査と学力問題に関する意見書  その1 → 2018 学力意見書 Ⅰ .pdf

 

愛教労【学習資料】全国学力テスト
 来年度から
「知識」「活用」を一体化した問題へ → 知識・活用の一体化Ⅱ.pdf
 
 英語予備調査で問題点続出 
→  英語予備調査で問題点続出.pdf


 

愛教労ニュース9月号

【記事内容】
・全国教育集会
・日本母親大会
・愛知県人事委員会申し入れ

ダウンロードはこちら →   愛教労ニュース2018年9月号 
 

愛教労「教育を考える会」のお知らせ

今年も愛教労「教育を考える集い」を開催します。
10月27日(土)10時から 労働会館
記念講演は 「どうする!? 道徳科
     ~道徳教育のベクトルを変える~」
 講 師は  渡辺 雅之 さん(大東文化大学)です
午後から 3つの分科会に分かれ、午前中の講演内容を元に論議を深めます。
詳しくはこちら → 
愛知の教育を考える集いチラシ
 

愛教労ニュース8月号

【記事内容】
・愛教労夏の学習会
・採用試験会場前宣伝
・子どもの安全申し入れ
・「えがお」署名提出

ダウンロードはこちら →   愛教労ニュース2018年8月号 No261
 

愛教労夏の学習会 7月29日(日)

 迷走台風12号が接近通過し、開催が危ぶまれましたが、50名の参加者で会場は熱気にあふれました。
講師の山﨑洋介先生さんは関西弁での軽妙な語り口で、データを元に、現在の学校に一番欠けている「人とかね」について初心者集団にもわかるように、ノンストップ90分を丁寧に説明してくださいました。また、今後の展望にも光が差し込みました。
また、その後の分科会では、学校統廃合問題、エアコンなどの教育諸条件の整備状況や、PFI、多忙化解消と勤務時間、措置要求、研究指定校、教育論文強制問題等について話し合いました。詳しくは愛教労ニュース8月号をご覧ください。



 

愛教労は、困ったときの駆け込み寺です

「どうして、こんな辛い思いをしなければならないのだろう」「先生をやめようかな」

 職場問題でお悩みの方は、一人で悩まず、ぜひ、教労に相談してください。


 愛教労は、場の【パワハラ】【セクハラ】【過酷な長時間勤務】【不当な人事異動】など、様々な職場問題で疲弊しきった先生たちを、これまでに何人も救済してきました。

 同じ教員として、あなたが組合員である、なしにかかわらず、お話を親身になって伺い、解決するまで全面的にご支援します。相談に関して、費用は一切かかりません。

 勤務校の近くにいる組合員の先生が、電話一本ですぐに駆けつけます。必要に応じて、お勤めの学校の管理職との話合いにも同行しますし、問題が解決するまで寄り添います。ご相談頂いた内容については、一切、外部に漏れることはありません。


愛知県教職員労働組合協議会(愛教労)

 

   <Tel>052-242-4474

   <Fax>052-242-2938
      <メール> aichi@aikyourou.jp

事務所の電話受付は、月~金、後2時~6時です。

 


 

愛教労ニュース7月号

【記事内容】
・前期県教委交渉要求結果
・夏こそ研修を
・人事院中部事務局長交渉

ダウンロードはこちら → 
愛教労ニュース2018年7月号 No260
 

愛教労ニュース 6月号

【記事内容】
・前期県教委交渉要求内容
・喜邑支援総会
・若者憲法集会
・5/25法集会

ダウンロードはこちら → 愛教労ニュース2018年6月号 No259
 

愛教労に加入するには

長時間労働、職場でのパワハラ、明日の授業などの教育実践など困りごとがありましたら、愛教労にご相談ください。

以下のアドレスにメールをおねがいします
【e-mail】aichi@aikyourou.jp

事務所の所在地は
名古屋市中区大須4丁目14-57  山岸ビル 5F

【TEL】 052-242-4474
【FAX】 052-242-2938