衆議院選挙に際しての教員未配置解消に関する貴党の政策について(質問)
貴党におかれましては、衆議院選挙に向けて日々お忙しいことと存じます。
私たちは、教員の働き方や教員定数について運動を進めてきました。それ故、今
回の選挙に際し、各政党の教育政策に大きな関心を持っています。つきましては、
以下2点の教育に関する貴党の政策をお聞かせ頂ければ幸いです。
2017年度以来、小中学校での教員未配置は深刻なものがあり、年度初めより学校
現場は悲鳴を上げ続けています。その解消は喫緊の課題です。
特に教員の長時間過密労働が深刻化し、休職者や早期退職者が増加し、若者には
教職が敬遠され、教員が見つからず欠員となるケースが相次いでいます。私たち
は、教育現場の実態に見合った教職員定数の増員が何よりも重要だと考えていま
す。現在の学校は、
① 教職員の長時間過密労働が深刻化し、教員は「ブラック」だとの実態が明らかになる。
② 若者に教職が敬遠され、教員が見つからず欠員となる。
③ 欠員を埋めるために、やむを得ず非正規教員等が多用される。
④ 休職者・療養休暇者や早期退職者が増加する。
⑤ 正規教員に分掌が集中し、職場は混乱し、忙しさに拍車がかかる。
⑥ 療養休暇者や休職者、早期退職者が増加し、欠員が増える。この繰り返しです。
政府の進める「働き方改革」を実践してきた学校現場からは、「これ以上改革は無理」
との声も聞こえてきます。私たちは、教育現場の実態に見合った抜本的な教職員の増
員と長時間過密労働の解消こそ、教員が働きたくなる学校、児童生徒が通いたくなる
学校に必要だと考えます。ぜひご検討いただき、下記の質問にご回答をお願いいたし
ます。ご回答の内容は、当組合のホームページやSNS等で拡散する予定です。
記
1,質問事項
① 教員の長時間過密労働を抜本的に解消し、ゆとりを持って子どもたちと向き合う
時間を確保するための方策について、 貴党のお考えを200字程度でお願いします。
② 学校に必要な教員は、正規・専任・専門で配置することについて
( 賛成 反対 その理由(200字程度))