第8回教員評価制度調査研究会議
6月3日、自治センターおいて第8回教員評価制度調査研究会議が開かれ、愛教労から内田議長、荒木事務局長はじめ、6名が傍聴しました。
県教委事務局からの資料によると、次の3つから評価を行うとしています。
@達成度評価
A職務の状況評価
B特性・能力発揮度評価
@の達成度評価とは、今年度の教科指導、分掌経営について目標と具体的な手立てを設定し、それの達成基準をABCで設定し、自己申告するようになっている。
そして年度末に、この目標に対して自己評価し、さらに校長がS〜Dまでの5段階で評価を下すようになっている。
S…目標を大きく上回る著しく高い成果である。又は、著しく優れた取組状況である。
A…目標を上回る成果である。又は、優れた取組状況である。
B…概ね目標に達している。又は、取組状況である。
C…目標に達していないし、取組状況ももの足りない。
D…目標を大きく下回る成果しか出ていないし、目標達成のための取組も不十分である。
こうした目標に対しての校長の評価が公平で信頼性があるのか、様々な疑問点や問題点が指摘されている。
第8回の調査研究会議でも 委員から、評価にあたっての難しさの意見が出された。
「教育現場がチームワークの仕事であり、個人プレーの部分は少ない。」
「目標設定が、分掌によってまちまちであり、公平な評価ができるのか。」
「職場での教員間の人間関係が気まずくならないか。」
「教員の処遇に反映されるというのはどうかと思う。」など。
県教委事務局が出した資料でも、「目標の難易度が総合評価に影響する。総合評価をつける際にはこの点をどのように加味するかが問題となる。」と述べている。こうした曖昧な評価を校長に行わせ、その責任を負わなければならない校長にとって、実に酷である。
AとBは、A〜Cの3段階評価となっている。
総合評価では、@〜Bの各評価を数値化して合計する。
すなわち@でS=5点〜D=1点、A・BではA=5点、B=3点、C=1点である。
これを合計すると、満点の場合、@で2目標あるので10点、A・Bで10点、合計20点となる。
最低の場合は各1点で合計は4点となる。
この結果を給与に反映させようとしているのである。
そしてその責任を校長に負わせようというのである。なんと姑息な手法であろうか。 校長から教育者としての魂を奪っておいて、子どものための学校作りができるはずがない。
愛教労は、こうした教職員を分断する「教員評価制度」の実施に断固反対する。
職場で協力共同の学校づくりを進め、こうした「教員評価制度」を許さない取り組みを強めましょう。
犬山市の教育長が
「教員評価制度」について、尾北教労の質問に回答
(新聞紙上でも意見を表 明…中日新聞2004年 8月15日付)
教員評価制度は、競争と評価によって学校と教員が教育改革に取り組まざるをえないようにするものである。それは、日経連の教育への提言でも明らかになっているが、市場競争の論理であると思う。果たしてそれで活性化されるのか疑問を提起したい。私自身は全く反対である。教育現場からも大いに声を出していただきたい。
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