愛教労ニュース第99号<愛教労ニュース99号  1面ページより>
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2004年度 愛教労 春を迎える学習会
教育をめぐる情勢と教職員組合運動の課題
愛教労は2月26日、愛知労働会館で「春を迎える学習会」を行いました。
 今年は、憲法・教育基本法の改悪が緊迫した情勢のもとで、全教の東森英男さんを講師に招き、「教育をめぐる情勢と教職員組合運動の課題」と題して話していただきました。
《講演の要旨》
「今日の政府・財界のねらいは、国際競争に打ち勝つ『創造的リーダー』の育成にあり、そのために『福祉・教育・くらし』を切り捨て、労働諸経費の大幅削減を狙っている。こうした動きの中に『教育改革』もあり、習熟度別学級編成、学校同士を競わせる通学区の自由化、非常勤講師の多用など様々な改悪が推し進められようとしている。
また、教職員支配も進められ、職員会議の補助機関化、指導力不足教員、教職員評価制度、学校職員の階層化などが強引に導入されている。
これらに法的な裏付けを与えるのが憲法・教育基本法の改悪である。
こうした動きに対して、『九条の会』の結成、所属組織を越えた労働組合の共同の広がり、法曹関係者、学者文化人、女性団体などで怒りが強まり運動が広がっている。
 文部科学行政の深刻な矛盾と『学力』をめぐる文科省の政策的動揺があり、『子ども参加、父母共同の学校づくり』の条件が広がっている。
当面の運動課題は、3.26全国大集会の成功であり、愛教労からも多数の参加を!}と訴えられました。

 午後からは、7つの分科会に分かれ、レポーを下に熱心に議論し、民主的な学校づくりを守りぬく決意を固め合いました。

★分科会A…各自治体の教育改革の実態、少人数学級実現の運動について学び合いました。

★分科会B…すでに始まっている愛高教からの報告を聞き、教員評価に対する取り組みについて学び合いました。

★分科会C…愛労連加盟、全教加盟に向けての取り組みと今後の運動のあり方について熱心に議論しました。

★分科会D…京都市教組の中野さんから市教組が行ってきた労働条件改善の闘いを聞き、毎日の勤務実態の詳細な記録をとることから始める重要性を確認し合いました。

★分科会E…再任用・再雇用の問題点、学閥人事と中心とした人事異動・校内人事の実態とそれとのたたかいの経験を交流し合いました。

★分科会F…障害児教育が削減されようとしている中、愛高教の山口さんから、最近の特徴として、「障害児教育をなくす」という言葉はなくなったが、将来的には廃止していくだろう」との話がありました。また、ADHDやアスペルガーの指導、通級指導についての問題点などについて話し合いました。

★分科会G…学校づくりの分科会では、組合員が自分の得意なことを生かして職場づくりをしている実践、学校生活の諸きまりを児童会や生徒会で考え、提案していく取り組み、週一回自主的研修会を勤務時間内に行う取り組みなど、職員や子どもとともに学校づくりを進めている実践が紹介され、学び合いました。

2004年度 県校長会交渉
 2月22日、愛教労は県校長会と04年度の交渉を持ちました。
泊を伴う行事の引率にあたっての勤務の割り振りの変更が適正に行われていない実態について、県校長会としても法に基づき適切に行われるように努力する発言がありました。
 部活動については、勤務終了前の休憩時間は、休むことを優先するようにしていると回答しました。しかし、現実にはこの時間には、児童生徒がいるため、部活の指導に入ることから、「休憩は取れない。」とつめた結果、勤務として認めざるを得なくなり、「休憩に働いてくださいと言えない」し、「実際に部活をやとって下さるのでごめんね。」と言うしかないと回答しました。
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