愛教労ニュース第84号<愛教労ニュース84号  1面ページより>
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謹賀新年
早川愛教労議長の挨拶
 新年明けましておめでとうございます
 今年はどのような年になるでしょう。
 厳しいがしかし、ここが私たちの頑張りどころという気がします。
 今日の自民党を中心とする政治はまことに憂うべき状況になっております。アメリカの侵略戦争に諸手を挙げて賛成し、惜しみなく金を出しながら、国民の生活や教育条件などは改善するどころか予算を際限なく削っています。教師の権利を次々と剥奪し、「心のノート」に見られるように教育の中身に口を出し、教育を国家統制下におこうとしています。それらの政策の行き着く先は見えています。こうした既成事実を積み重ね、憲法・教育基本法を改悪し、日本を戦争のできる国にしていくことです。
 1951年、日教組は「教え子を再び戦場に送るな」のスローガンを決定しました。かつて日本の教師は天皇制軍国主義教育の推進者として教え子を侵略戦争に送り出してきました。その反省と教育を再び軍国主義者の手に渡さない決意でありました。
 その翌年1月、高知県教組の雑誌『るねさんす』に竹本源治氏の『戦死せる教え児よ』が発表されました。この詩は、私たちが二度と過ちをくり返してはならないことを戒めており、私たちの決意を再確認するにふさわしいものであると思い、全文を紹介します。
 戦死せる教え児よ

逝いて帰らぬ教え児よ
私の手は血まみれだ!
君を縊ったその綱の
 端を私も持っていた
 しかも人の子の師の名において
 嗚呼!
 「お互いにだまされていた」  の言い訳が
 なんでできよう
 慚愧、悔恨、懺悔を重ねても
 それがなんの償いになろう
 逝った君はもう還らない
 今ぞ私は汚濁の手をすすぎ
 涙をはらって君の墓標に誓う
 「繰り返さぬぞ絶対に!
昨年末12月23日の教育基本法改悪反対の全国集会には4000人が参加し、大成功をおさめました。愛教労からも14名が参加し、「ここで止めなければ、憲法改悪の道」と決意のほどを示しました。
 子どもたちの未来と平和のために、力を合わせて教育基本法・憲法の改悪を必ず阻止しましょう
後期県教委交渉
重要な確認や回答が得られる
 
愛教労は、昨年12月18日、自治センターにて後期県教委交渉を行いました。交渉には愛教労側から14名、県教委側から12名が出席し、約1時間30分続けられました。

交渉では、今年度の賃金確定交渉について、ボーナスの一般財源化と不利益不遡及問題に触れながら、愛教労の見解と抗議を表明しました。

児童生徒の在校中の教職員の休憩とその対策について
「よく理解できる」と答弁
要求書の「すべての学校で、保護者、児童・生徒に対して、…職員の休憩・休息時間の意義、法的な権利内容、具体的な時間設定、その対応方法、必要性、緊急時対応の方法等について周知徹底する説明会を開かせること。」に対して県教委は、「説明会を持つかどうかは、校長の判断であり、一律に説明会の開催を指導することは考えていない。」と回答しました。その後の論議の中で県教委は、児童・生徒、保護者への周知・説明が必要との考え方については、「よく理解できる。」との認識を示しました。

児童生徒を引率中の特急料金(近鉄50km未満)は、「特例があり、……支給できる。」と回答
 修学旅行の引率で一部区間の特急料金は支給されないという事態に対して、実費弁済がなされるよう改善を求める要求に関して県教委は、「児童・生徒を引率する場合には特例があり、合理的な理由で、一定の用件を満たせば特急料金は支給できる。関係の教育事務所を通じてお伝えをしていきたい。」と回答し、早急に改善される見通しとなりました。

部活動勤務の現認と割り振りについて
「勤務時間を超えてまで指導することは適切でない。」と回答
 要求書の「各学校で日常的に実施されている学校教育としての部活動は、すべて「勤務としての対象」であり、管理職は職員の部活動に対する勤務状況をよく把握し、始業・終業時刻をきちんと「現認」すること。そこでの超過労働時間については曖昧にせず、割り振り簿に記録し、適切な割り振りがなされるように指導すること。」に対して県教委は、「勤務時間を超えてまで指導することは適切ではない。児童の側からも健康を害することがあることは、関係機関から指摘されている。過熱に陥らないように指導していきたい。ただ、職員・児童・生徒が勤務時間外において自主的自発的に活動したいということは、過熱化につながらない程度で、認められるものと思っている。」と回答しました。

 今回の交渉では、以上のような重要な確認や回答を得ることができました。これらの成果を学校現場で生かしていくことが求められています
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