教職員は、3人に一人の現級保障廃止対象者、100万円を優に超える削減提案反対!
愛知県は、11月17日給与改定についての提示をおこないました。29日には、人事委員会の説明、質疑の後、組合との本格的な交渉が始まりました。
愛知県人事委員会勧告無視は許されない!
今年の勧告は、民間給与との格差が750円(0.19%)あり、それを解消するために給料月額を引き上げるものでした。民間準拠の考え方からすると当然の勧告です。人事委員会勧告制度は、憲法に保障された労働基本権を制約された公務員の代償措置であり、救済措置でもあります。3年連続賃金削減をおこなっている県当局に対して、「遺憾である」としか言えない人事委員会にも問題がありますが、県の一機関である教育委員会が、「勧告」を無視した給与改定なしの提示を、組合に行うこと自体許されるものではありません。愛教労は、提示撤回を求めています。
経過措置額(現級保障額)廃止は、50歳代に大打撃
現級保障は、給与構造改革において、平成18年3月の賃金に比べ、同年4月の賃金が低い公務員に対して、同年3月の賃金を保障する措置です。現級保障を受けている職員の割合は、一般行政職が15.8%に対し、小中学校で31.7%と約2倍です。約3人に1人が対象者であり、ほとんどが50歳代です。愛知県職員の現級保障額対象者の内8割が教員であり、国家公務員の教員が存在しない国とは、大きく異なる点です。だから国とは異なる愛知県の実情を考慮せず国の人事院勧告に準じて廃止することは許されません。愛知県の勧告は、廃止を明確に勧告していません。
累計削減額は、優に100万円超!
子育てに最もお金がかかる50歳代の職員から平均1万1千円5百円(県教委試算)を毎月減額すると、年間で18万3千円、60歳までの累計では、100万円を優に超える削減額になります。この削減額は、年金の支給額にも響いてくるのですから、今回の提示を認めれば、一生涯影響してくるもので到底認めるわけにはいきません。
えっ!同じプラス勧告の岡山県では、月例給・ボーナスとも人勧どおりアップ妥結で12月支給
☆月例給・・給料表一律800円アップ
800円×9ヶ月=7200円、6月一時金・諸手当へのはね返り分あり、12月末に差額支給
☆一時金11年12月期は、0.075月アップで2.125月支給
12月末に差額支給、12年度は、4.00月支給(全国で4.00月回復は岡山のみ、愛知でも人事委員勧告では、民間より年間9000円低いのに改定なしとしています。)



